大宮前体育館
Omiyamae Gymnasium

建築設計 : 青木淳建築計画事務所
所在地  : 東京都杉並区南荻窪
用途   : 体育館
規模   : 地上 2 階 地下 2 階  延床面積 5,763 ㎡
構造   : RC 造、一部鉄骨造
竣工年月 : 2014 年 3 月
掲載雑誌 : 新建築2014年7月号、建築技術2014年8月号

地上2階地下2階の構成であり、一体の地下構造の中に、23.4m×35.1mのアリーナと18m×27mのプールの二つの大空間が内包された建築。アリーナ床面は地上から約9m下がったレベルにあり、アリーナを取り囲むように屋根面までの吹抜空間が設けられ吹抜に囲まれた地下大空間となっていることが特徴。地下階の形状はアリーナ、プールを包絡する矩計の組み合わせであるが、地上に突出した建築は二つの変形した楕円の平面形状であり地下階とは大きく異なっている。主体構造はRC造で、大スパン屋根、地上部の外周構造、2階を鉄骨造とし、またプール棟の一部にプレストレスコンクリート造を用いた。
アリーナの周囲に地下2階から屋根面まで連続するRC造の耐震壁付きのフレームを配置し、アリーナと外周部を含む全ての地上部の地震力はこの耐震壁によって負担させた。アリーナ屋根の鉄骨トラスはフランジ面が鉛直面となるような使い方とし、リブプレートを最小限として合理的でかつ視覚的にもすっきりとしたものとした。建物外周部には地下2階レベルまでの吹抜があり、1階外周部の床面を水平梁として機能させることで土圧受け壁の頂部を支えて合理化を図った。