敦賀駅前広場
Tsuruga Station Square

建築設計 : 千葉学建築計画事務所
所在地  : 福井県敦賀市
用途   : バス停上屋
規模   : 地上1階  延床面積 1,200 ㎡
構造   : 鉄骨 造
竣工年月 : 2015 年 10 月
掲載雑誌 : 建築技術 2016年 4月号

構造の特徴は、屋根面を構成する変則的な格子梁と耐震要素となっている台形の壁柱である。 屋根面の構造は帯状の平面形状に対して45度方向に角度を振ったグリッドに約0.75mのピッチで梁を並べることを基本的な構成とし、 帯状の平面の両側に6m程度の間隔で配置した柱で支持している。 そのため、一方向の梁だけでは柱に力を伝えることはできないため直交方向にも梁を配置する必要があったが、 直交方向の梁は必要最小限とした。柱を繋ぐような応力の大きい部分は連続的に設けられ、 応力伝達に寄与しない部分は梁を省いたことにより、“あみだくじ”のような変則的な格子梁となった。 屋根を支える鉛直部材は鉛直荷重のみを負担する鋼管柱と水平力抵抗要素も兼ねる厚さ100mmの台形の壁柱の2種類で構成される。 梁は、せい450mm、幅50mmの軽量溝型鋼を用い、現場接合部は全て高力ボルトによって行い、 かつ溝型鋼の梁どうしが直交に交差する部分は曲げモーメントが伝達できるような接合方法を工夫した。