HUNCH

建築設計 : 本橋良介アトリエ
所在地  : 東京都大田区
用途   : アトリエ、レンタルスペース
規模   : 地上6階  延床面積 1,493 ㎡
構造   : 鉄骨造
竣工年月 : 2017 年 3 月
掲載雑誌 :

昭和55年竣工、地上6階建ての鉄骨造で両方向ラーメン構造で、柱にクロスH形鋼を用いていることが特徴である。 調査結果より全接合部において溶接の欠陥が確認され、強度および靭性ともに低く、耐震性能を満足しない建物であった。 耐震補強には“集中型の補強”と“分散型の補強”がある。集中型はブレ―ス補強などであり、 補強箇所が少なく経済的であるが機能的な制約が生じる。一方、分散型はハンチや方杖による補強などで、 補強箇所は多くコスト高となるが機能的な制約は少ない。 本建物の補強は長手方向は4階以下、短手方向は1階のみを集中型の補強とし、それ以外の階は分散型の補強(ハンチ)を採用した。 補強部材はボルト接合部を避けて既存梁と一体となった変則的なハンチである。