緑の丘で覆われた駐車場棟と、白い薄い屋根の下にあるターミナル棟(事務室、ターミナル)により構成される。
ターミナル棟の 2 階事務室部分を舟形のボリュームで表現し浮かせた表現とするため、150 φ の細い柱で 2 階床を支えている。全体構成はブレース構造と、斜め柱を利用した偏心ブレース的な要素のラーメン構造の組み合わせで、ブレース位置が建築計画と融合しているためその存在を感じさせない。
駐車場棟は鉄骨ブレース構造とし、床にハーフ PC 板を用いて天井面をデザインしている。
建築設計 | 北川原温建築都市研究所 |
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所在地 | 長崎県佐世保市新港町 88-3 |
用途 | フェリーターミナル、港湾庁舎 |
規模 | 地上2階 延床面積 3,415 ㎡ |
構造 | 鉄骨造 |
竣工年月 | 2003年10月 |
掲載雑誌 | 新建築 2004年03月号 GA JAPAN 67号 |
緑の丘で覆われた駐車場棟と、白い薄い屋根の下にあるターミナル棟(事務室、ターミナル)により構成される。
ターミナル棟の 2 階事務室部分を舟形のボリュームで表現し浮かせた表現とするため、150 φ の細い柱で 2 階床を支えている。全体構成はブレース構造と、斜め柱を利用した偏心ブレース的な要素のラーメン構造の組み合わせで、ブレース位置が建築計画と融合しているためその存在を感じさせない。
駐車場棟は鉄骨ブレース構造とし、床にハーフ PC 板を用いて天井面をデザインしている。