地上階は 1~4 階のレンタル研究室と最上階の大講義室から構成され、整然としたグリッドの建築である。研究室と講義室は奥行き 12(m)で、それに沿うように約 6(m)の幅を持つ階段室兼ロビーの吹抜け空間が特徴となっている。主体構造は鉄骨鉄筋コンクリート造で、階段室部分はアトリウム的な要素も持たせているため、開放的な空間を作ることを目指して鉄骨造としている。
武田先端知ビル
Takeda - Sentanchi Building
建築設計 | 岸田省吾/東京大学工学部建築計画室 |
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所在地 | 東京都文京区弥生 2-11-16 |
用途 | 大学・研究施設、ホール |
規模 | 地上6階、地下3階 延床面積 6,537 ㎡ |
構造 | 鉄骨造、SRC造 |
竣工年月 | 2003年10月 |
掲載雑誌 | 新建築 2004年10月号 |