本建物群は、北海道開拓推進のために明治9年に開校した札幌農学校(現、北海道大学農学部)の農場として建設されたものである。
現在の建物は、明治42~44年に建設されているものであり、昭和44年8月に重要文化財に指定された。構造補強については、可逆性を考慮し鉄骨ラーメン補強及び合板補強を用いている。
鉄骨補強部については、浮き上がりを拘束するために地盤アンカーを用いている。
穀物舎は、新たに取り付ける構造補強によって、既存の屋根補強のタイバーが不要となり取り外している。
建築設計 | 文化財建造物保存技術者協会 |
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所在地 | 北海道札幌市 |
用途 | 農場 |
規模 | 4棟 地上2階 延床面積 1,287 ㎡(4棟合計) |
構造 | RC造 |
竣工年月 | 2015 年 3 月 |
本建物群は、北海道開拓推進のために明治9年に開校した札幌農学校(現、北海道大学農学部)の農場として建設されたものである。
現在の建物は、明治42~44年に建設されているものであり、昭和44年8月に重要文化財に指定された。構造補強については、可逆性を考慮し鉄骨ラーメン補強及び合板補強を用いている。
鉄骨補強部については、浮き上がりを拘束するために地盤アンカーを用いている。
穀物舎は、新たに取り付ける構造補強によって、既存の屋根補強のタイバーが不要となり取り外している。