教室の周りを廊下が取り巻くような平面の建物であり、廊下の外側はアルミスクリーンのストライプ状の外装材で覆われ、 建物の外観イメージの特徴ともなっている。
構造はRC造であり、短手方向は建物両側と中央1ヶ所に耐震壁を配した構造、長手方向はラーメン構造となっている。 方向による構造形式の違いを生かすため、柱は長手方向に寸法の大きい長方形断面としている。 短手方向の中央部の耐震壁は2、3階では連続するが、1階ではエントランスの中間に位置するため耐震壁とすると視線をさえぎることが問題となる。 そこで、この部分は鉄骨ブレースを用い開放的かつ強度の高い耐震要素を作っている。
この他、最上階の大講義室の屋根はスパン15mとなるため、ポストテンションのプレストレスト梁を用いている。