黒部川の西の流域の緩やかに傾斜した敷地に環境配慮型の集合住宅の第一期の計画であり、住戸棟とストリートモール棟から構成されている。
住戸棟は風の流れや日射を考慮して計画された建築がボイド、セットバックなどの形態となり、構造はそれに適合した計画とした。地上3階建の建物4棟が地下階で一体となっているものであり、RC造である。張間方向は偏平断面の柱を用いた純ラーメン構造とし、桁行き方向は耐震壁を有する構造としている。セットバックしたバルコニーは鉄骨架構により囲われている。北側に配置された外廊下は鉄骨造の軽快な構造とし、隣棟間でエキスパンションを設けている。ストリートモール棟は鉄骨ラーメン構造である。