老朽化した学校体育館の建て替えであり、1階に屋外練習場や教室、2階にアリーナ、3階に多目的室を配している。屋根までの壁をRC造、屋根は鉄骨造としている主体構造はRC造の強度型とし、耐震壁を平面的にバランスよく配置している。ただし、2,3階の長手方向では外周に斜め柱を配置して地震力に抵抗させている。
アリーナは約35m×45.5mの大きさであり、床は17mのスパンとなりプレストレス梁を用いた。
屋根は切妻形状であり、H形鋼の登り梁と立体的に配置した鋼管の方杖によって組み立てている。スラストは下部のRC柱で抵抗させている。