名鉄犬山線の高架化に伴う駅前整備計画で計画された複合公共施設であり、1階に地域交流センター、2階に保健センターや子育て支援センター、3,4階に図書館が設けられている。
駅前広場に面して建物北西部が円弧状に湾曲する平面形状が特徴である。
構造形式は鉄骨造のブレース付きラーメン構造で、座屈拘束ブレースをバランスよく配置して建物の強度及び剛性を高めている。
東側に隣接する民間施設へ通り抜けられるエントランスホール部分が4層にわたって吹抜けており、吹抜け内には縦動線となる浮遊感のある階段が積層されている。
3,4階には2層分の高さのイベントルームがあり、駅前広場を望む段床が設けられ、外部を縁取る赤いフレームはファサードの特徴となっている。