浄水場に併設された水道の仕組みを展示する資料館である。直径11mの円形展示室のガラス屋根は深さ5~10cmの水盤となっており,日光が水を透過して展示室内部に差し込んでくる。透明感のある屋根架構が必要とされ,井桁に組んだ張弦梁を用いて,上弦材をH-150×150,下弦材を25φのロッドとした。
姫路市水道資料館 水の館
Himeji Municipal Water Services Museum - Water Buildings
建築設計 | 横内敏人建築設計事務所 |
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所在地 | 兵庫県姫路市 |
用途 | 博物館 |
規模 | 地上2階、597㎡ |
構造 | RC造、鉄骨造 |
竣工年月 | 1995年11月 |
掲載雑誌 | 新建築1996年2月号 |