南北面が緩やかな登り勾配の道路に接した敷地に建つテナントビル。
敷地一杯に計画された建物の、道路に面した三面に市松状の開口部が設けられた特徴的な外観となっている。
開口部は一見ランダムに感じられるが、開口部の間に幅500(mm)の柱とせい600(mm)の梁を設けており、柱・梁フレームによる耐震壁付きラーメン構造としている。 建物の四隅は開口部がまわり込む構成となっている。
各階の床スラブは、スパンに応じて厚さ350(mm)から250(mm)の中空スラブを用いている。 また、日影規制により決定された急勾配の屋根面は鉄骨造としている。