3人の建築家との協働作品であり、RC造壁式構造の3棟からなる。N棟(小川晋一)、E棟(千葉学)は一体の構造であり、E棟は内部に耐震要素を集めて外部を開放し、一部に鉄骨柱を用いた構造であり、N棟は北側に大きく開いた構造形式のため単独では偏心の大きい構造であるが、E棟と一体となることによって成立している。W棟は「箱をずらして重ねる」というコンセプトの建築であるが、構造的には、内部では上下階の壁を一致させ、外周部のみの形態操作により成立させている。
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建築設計 | 千葉学建築計画事務所 + 小川晋一都市建築設計事務所 + 西沢立衛建築設計事務所 |
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所在地 | 東京都豊島区南大塚 |
用途 | 共同住宅 |
規模 | 地下 1 階 地上 5 階 延床面積 5601 ㎡ |
構造 | RC造 |
竣工年月 | 2012年 |
掲載雑誌 | 新建築 2012 年 8 月号 |