RC造の4層の住宅であり、床に設けられた開口によって内部が緩やかに連続していることが特徴である。コンクリートの面材としての特性を生かし,床,壁とも板の構造とし,それぞれに不規則な開口を設けた。床は曲げ応力の大きさによってフラットスラブとボイドスラブを使い分け,壁は厚さを200~250mmとした壁式構造としている。壁の開口は,床の構造が効率よく支持できることも考慮してその位置を決定している。
浅草の町家
建築設計 | 長谷川豪建築設計事務所 |
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所在地 | 東京都品川区上大崎 |
用途 | 住宅 |
規模 | 地上 4 階 延床面積 131.34 ㎡ |
構造 | WRC造 |
竣工年月 | 2010年11月 |
掲載雑誌 | 新建築 2011 年 12 月号 |