道路に面したファサードは意匠性、日射制御の目的としたグリッド状に配された押出成形セメント板のルーバーである。建物は、RC耐震壁付きラーメン構造のS棟とRC壁式構造のN棟の2棟からなり、中庭を介してエキスパンションジョイントで繋がっている。
S棟は立面的にスラブや梁の高さレベルを意図的に変えることで、N棟は平面的に凹凸させることでそれぞれ多彩な室内空間をつくりあげている。S棟の3層をまたぐ斜め屋根は鉄骨造とし、本体からの地震力を負担させないようにしている。
建築設計 | 若松均建築設計事務所 + タカギプランニングオフィス |
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所在地 | 東京都大田区石川町 |
用途 | 共同住宅 |
規模 | S棟/地上 7 階 N棟/地上 5 階 延床面積 2241 ㎡ |
構造 | RC造、鉄骨造 |
竣工年月 | 2012年 |
道路に面したファサードは意匠性、日射制御の目的としたグリッド状に配された押出成形セメント板のルーバーである。建物は、RC耐震壁付きラーメン構造のS棟とRC壁式構造のN棟の2棟からなり、中庭を介してエキスパンションジョイントで繋がっている。
S棟は立面的にスラブや梁の高さレベルを意図的に変えることで、N棟は平面的に凹凸させることでそれぞれ多彩な室内空間をつくりあげている。S棟の3層をまたぐ斜め屋根は鉄骨造とし、本体からの地震力を負担させないようにしている。