ルイ・ヴィトン名古屋
LOUIS VUITTON NAGOYA

外観 施工
建築設計 青木淳建築計画事務所
所在地 愛知県名古屋市中区錦 3-16-17
用途 商業施設
規模 地上2階、地下1階  
延床面積 1,085 ㎡
構造 鉄骨造、SRC造
竣工年月 1999年08月
掲載雑誌 新建築 1999年10月号

地下 2 階、地下 1 階のファッション・ブランドの店舗で、ダブルスキンの壁面で囲まれた無柱空間の建築。地上階は鉄骨造、地下階は鉄筋コンクリート造。ダブルスキンの内壁は不透明であるため構造体として利用し、ツーバイフォーのような面的な構造を鉄骨で作り、それらを外殻構造として内部に無柱空間をつくる。

主体構造と二次構造とがなるべく一体化した構造を計画し、二本の溝形鋼と繋ぎ材によるはしご状の基本ユニット、柱と繋ぎ材に 9(mm)の鉄板を溶接した耐力壁のユニット、片持ち構造のユニット、梁のユニットなどを現場でボルト接合により施工した。 溝形鋼は二本で一組の柱となって鉛直荷重を支える柱となり、水平力に対しては鉄板耐力壁と梁とが一体となったラーメン的な挙動を示す。