積雪3mの豪雪地域に建てられた平屋の展示施設である。
屋根は落雪を考慮して急勾配の切妻屋根が交差する形態を有し、 福島県産材のカラマツ集成材を用いた架構とした。
シアター、ギャラリー、事務室などの諸室をRC造で作り大屋根の下に分散配置した構成とし、 主体構造はRC造として強固な構造を形成している。
屋根架構は斜め材で構成され、鉛直荷重、水平荷重とも斜め材の軸力としてRC構造に伝えている。 集成材は準耐火建築物として燃え代設計を行った。ファサード面には鉛直荷重を支持するための鉄骨柱を部分的に使用した。